This article was originally published on Kawasaki News.
本日から羽田イノベーションシティで「HICityスマートシティEXPO2021*1」(主催:羽田みらい開発株式会社)が始まり、「屋内バリアフリーナビゲーション」サービスの体験会が開催されています。
このサービスは、株式会社パソナテック*2によって開発され、川崎重工はこのサービスにICT技術を用いた屋内位置情報サービス「iPNT-K™️」を提供しています。
「iPNT-K™」は、当社の社内公募制度「ビジネスアイデアチャレンジ」*3の選定案件で、Mapxus社*4と協業しGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)の電波が届かない屋内での位置測位を、特別な装置を設置することなく、対象空間の電波を利用する技術によって実現しました。
測位インフラの構築やメンテナンスが不要なため、すぐに屋内での位置情報の利用が可能となり、顧客の位置情報を利用したビジネス開発コストの大幅な削減に寄与します。
当社は新たなビジネスモデルとなる屋内位置情報サービスを提供し、便利で安全安心な社会の実現を目指します。
*1) HICityスマートシティEXPO:
https://haneda-innovation-city.com/news/2021/07/01/1383/
*2) 株式会社パソナテックHP:
https://www.pasonatech.co.jp/
*3) 社内公募制度「ビジネスアイデアチャレンジ」
オープンイノベーション活動のさらなる加速や、社内に眠っている事業アイデアの発掘・活用を目的とし2020年4月に開始しました。市場環境・顧客ニーズの急速な変化に対応するため、既存の製品・事業にとらわれないアイデアを広く募り、応募者自身や当社の強みを活用するとともに、必要に応じてスタートアップや大手企業など他社との連携も図ることで多様な製品・事業を生み出します。
*4)Mapxus社HP:
https://www.mapxus.com/jp